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2020-02-18

駅弁

こんにちは くどうしんいちです

 

「エキベン」・・・なつかしい響きです

 

これは言わずと知れた、長万部のかにめし

 

今では駅で買うことはもちろん

昨年、ジェイアール北海道が車内での予約販売も終了し

駅弁本来の、「車中で食べられる」ということはなくなってしまいました

 

先日、インバウンドのお客様を道南方面へお連れしたときに

販売店に立ち寄ってみました

 

それは長万部駅近くにあり、隣には食堂も併設されています

 

お客様は物珍しさもあってか、楽しんでいただけたようですが

私には20年以上前、よく鉄道で旅行していた頃を懐かしく思い出しました

鉄道での旅の定番は駅弁か駅そば

 

自然な流れですが

「駅弁」という表現は見当たらず

今はテイクアウトできる名物、という感じでしょうか

 

もしかして

これを見て即座に駅弁などとと思うのは

私のような、ちょっと年代物のひと?

 

駅弁は、鉄道が移動手段の王道だったころの食の主役

 

これがクルマへ移行し

ドライブインができ

その後の高速化や選択肢の多様化で

やがてドライブインも衰退していきます

 

「食」という需要は不変ですが

 

スタイルは変化します

 

 

でもこの「かにめし」

 

自ら変化せずとも

 

テイクアウトという形態に合っているんですね

 

 

今でも交通の結節点の名残が残る長万部

 

新幹線の完成を見据えれば

苫小牧や室蘭方面への

新たなターミナルとしての役割が期待できます

 

その時には

このかにめし

どのようなカタチで残っているのでしょうか

 

 

 

 

 

 

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