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カラスのがーちゃん

craw1














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こんにちは くどうみちこです


これは、数年前にうちの敷地に落ちていた子ガラスのがーちゃんです


飛べるようになる前に巣から落ちたのか、

母ガラスが近くで餌をやってはいるものの、

羽がところどころ抜けて虫がわいてきたりして、

日に日に衰弱している様子


夜は敷地の切株の上で丸くなって寝ているようでしたが、

キツネやタヌキなんかがたくさんいる場所なので、

木の枝に飛ぶことができるようになるまでの数週間うちで保護

することにしました

craw and dogs


















夜は犬のケージにいれられて、

スプーンでふやかしたドッグフードをもりもりたべました


日中は、敷地の木の枝にのせてやると、母ガラスと飛ぶ練習をしました


数週間で長い距離を飛べるようになると

夜も母ガラスと行動できるようになり、

それからはたまに目にするくらいになりました


なんでも食べるお掃除やさんなので疎まれやすいカラスですが、

うちはすっかりカラス贔屓



この夏の時期なると、

そこかしこで子ガラスが親ガラスと社会勉強しているのを見ては、

微笑ましい気持ちになります


bigger craw







 

 

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2016-07-05 | 建築

棟上げ

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こんにちは

くどうしんいちです




昨年の台風で

ご近所で車庫として使っていた

昭和20年代築の建物が倒壊してしまいました




しばらくして

セルフで建てられる車庫を、ということで

図面作成の依頼がありました




そうこうしているうちに

雪の季節となり

工事は春から




ついでに

躯体工事まではうちですることとなり

合間の材料の加工を経て

ようやく小屋組みまでこぎつけました




棟高4メートルほど

「棟上げ」などというとやや大げさですが

建物の原型が出来上がっていく様は

ちょっと興奮します




やっぱり建築物って面白いと思う瞬間です




棟上げでよく語られるのが

餅まき




もう目にすることはないのでしょうか




私が小さいころに見た

餅まきの、あの興奮や集まった人たちのかがやきを

はっきり思い出すことができます




餅まきは喜びもまく

昭和のおおらかさを少し懐かしく思い起こします




この車庫

骨組みが終わって

私の手は一応離れたのですが

今後の進み具合がどうなるか

はてさて・・・






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2016-06-26 | 薪と薪ストーブ

つめたい雨

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こんにちは くどうしんいちです




きょうは雨




夏至が過ぎ

6月末ではありますが

ティッケルヒーター、臨時運転中




天気予報は

最高気温が20℃にとどかないと伝えています

我慢できなくはないけど

ちょっと肌寒い

洗濯物も気持ちよく乾きません

こんな時も

焚けばいい仕事をしてくれます

表面温度が低いので

急に暑くなることはなく

ふわっと

室内の空気が軽くなります

雨だけど

家の中が居心地よくなります

外は鮮やかな緑

炎との対比が美しくもあります

雨の日もいいかな

なんて思えてきます

じゃまた


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2016-06-17 | 薪と薪ストーブ

窯の築造

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こんにちは くどうしんいちです



北海道伊達市の「ひびきの村」に

多目的料理窯を現在築造中です

いわゆるピザ窯




この「ひびきの村」は

人間をとりまくいろんな環境を通して

自分や他人や社会を見つめてみる学びの場所

私はそんなふうに理解しています




さて窯ですが

設置場所が屋外なので

窯本体のほかに

雨風をしのぐ東屋も必要なのですが

全部フツーに作ったらン~百万円の世界です




費用を圧縮するために

窯と東屋の一体型ということでやってみました

一見、ガーデニングの道具などをしまうためのミニミニ小屋

正面から見ると

小屋をかぶった窯、という感じ

躯体はブロック

コアはキャスタブルで成型

燃焼と料理を同じところで行う一室型

煙突もついています




この窯

ピザはもちろんですが

蓄熱量が高いので

低温域(200°台)での料理も期待できます




フォカッチャや、ある程度時間を要するパンなど

それと季節の野菜などをただ焼くだけのカンタン料理

例えばトウモロコシは外皮つきのまま放り込む

トマトはざく切りで鉄プレートにオリーブ油で




これは薪窯でなければ味わえません




単一の素材でもこんなにおいしいのか




はじめての人はみな驚きます

樹のもっている薫り、スチーム

火の圧力みたいなものが作用しているのでしょうか




焚火もそうですが

火のあるところには

人が自然と集まってきます




理由なんかなくても

そこにいる人との時間を共有できる

火はすばらしいツールだと思います




この窯が

訪れたお客様に最高の時間を提供してくれることを願いつつ

火入れの日を待ちます



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2016-06-17 | よもやま話, 雑想

次世代のコミュニティを想う

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こんにちは くどうしんいちです

 

道東の阿寒湖に近い津別町に

私設の美術館があります

 

5月の連休明けに訪れる機会がありました

 

ここのオーナーが

自身と一緒にものづくりをしてくれる人材をこの地に集め

必要とされ、継続できる集団づくりを目指しているといいます

 

誰でもいいわけではなく、

加わるにはハードルがちょっと高いようですが

捨ててきた想いや意識を価値として復活させる、あるいは新たに位置づけする

工業製品と対極を行く1点ものを世に問い続けていく

そのスタイルが

個ではない

あたらしいコミュニティのひとつの在りようとして

とても共感するものがありました

 

それと興味深かったのが

自治体が後押ししている、ということ

 

今後多くの自治体が消滅する運命にあります

 

魅力がないと生き残れません

過去の「活性化」ではない

「危機感」が背景にあるのでしょう

 

すでに地域や家族にコミュニティの本質はなく

世の中の豊富なサービスを使えば

たいていのことは事足りますし、生きていけます

 

でもやっぱり誰かと繋がっていたいです

共感できたり

分かち合ったり

あたらしい形のコミュニティの出現を

世の中が要請しているのかもしれません

 

過去にもその時々でコミュニティが現れましたが

巷の経済成長や変化の中で色あせ、消えていきました

 

でも今はちょっと違うと感じます

世界は均質化に向かい

個は埋没します

国とか社会とか会社とかの枠組みがどんどん薄れ

地球規模の流れは誰の目にも明らかです

でもこのまま流されたくはないです

強い個が結びついて流れをつくる

個だけど群れる

事実、いくつかの新しいコミュニティは

「多能」なひとを求めています

人は群れれば依存や期待は避けられません

互いの絶妙な「距離感」が必須のような気がします

グローバル化が進むほど、つよい個性があっていいと思います

 

専業化、分業化とは逆の流れ

偏ればもどる

自然の流れがみえてくる気がします

 

 

 

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2016-05-22 | 薪と薪ストーブ

予期せぬ出来事

ehime













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こんにちは くどうしんいちです


今年に入ってお客様から

「煙が室内に漏れ出す」けど何が原因か

といったご相談がありました

ススでも詰まったのかな、と思いましたが

釈然としません

「見ないとわからないな」

分解点検を行うことにしました

伺ったのは4月の下旬

うちのお客様では最も西にお住まいで

ニセコからみたら初夏の気候でした

いざ分解

天板を二人がかりで慎重に持ち上げ、はずします

断熱プレートをはずすと

早くも原因判明

排気の上昇経路上で、フタをするようにプレート状の物体が横たわっています

?なんでこんなものがこんなところに?

周辺を慎重に観察します

どうやら部材に付属するプレートが

いくつかの偶然が重なって脱落し

微妙な位置で止まっていたものが

時間をかけて経路をふさぐように落ち着いたようでした

こちらの組み立て時には立ち会っていなかったこともあり

すべては想像するしかありません

リアルでは何が起きるかわかりません

しんどいところでもあり

興味深いところでもあります

 

「あってはならないこと」という言葉、たまに聞きます

今回の事象にも当てはめて考えたくなります

しかし「あってはならないこと」自体がそもそも存在しないということを

あってはならないこと、と自ら発した時点で証明してしまっています

リアルでは

なんでも起こりうる

あらためて意識したいと思います

 

さて

ついでなので

チェックを兼ねてコア部分をすべて分解清掃

異常がないことを確認して

再び組み立ててこの日は終了

翌日は試験燃焼

順調です

お客様にはシーズン中、ご心配をおかけしました

こんどの冬は快適につかっていただけそうです



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