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犬から教わったこと
































こんにちは くどうみちこです


うちには犬が二匹いますが、

そのうち一匹が先日、お空に駆け上がっていきました


この犬は、近隣の保健所から縁あってうちにきて、

実質一緒に時間を過ごしたのは5年足らずの期間でしたが、

たくさん大事なことを教えてもらいました



一本の線(現在過去未来)で時間軸を認識する人間とちがって

犬は、「点」で認識するといわれます

過去や未来を思い悩むことなく、

あるのは、今この時だけ

一番大事なことは、今この時


そうは頭で思っていても、

今もこの文章を打ちながら、

こうしていれば今も生きれてたんじゃないか、と

いまだ後悔の念が押し寄せてきます



自分には、

理解と意識にまだまだタイムラグがあるようです


犬猫の里親募集のリンク

ひびきの村 

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こんにちは

くどうみちこです


先日、うちから車で1時間ほどのところにあるナーサリー(保育所)に、

子どもたち用の椅子とテーブルを納品に伺いました



もくもくと煙をはいている有珠山のすぐ近く、丘の上にある

ひびきの村というところです



ここは、目の前に太平洋と洞爺湖が広がり、羊蹄山や有珠山が見渡せる、

なんとも心地よい場所です

自分の住んでいる場所も近所に温泉がたくさんあり、

活火山のふもとに住んでいるようなものなので、

地形的には似通っているのですが、


車で洞爺湖あたりまでくると、少し空気感が変わるのを感じます


地熱のせいか、独特のカラッとした空気なのです


こんな恵まれた環境で、幼児期の時間を過ごせるのは素敵だなぁと思います


ひびきの村は、アントロポゾフィー:人智学、というのを勉強できる場所でして


個人的には、人智学 = 人間学、と理解しています


もしご興味のある方はリンク張ってますので、ウェブサイトを覗いてみてくださいね


それでは



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2016-03-23 | 建築

小屋の力

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こんにちは くどうしんいちです

 

「小屋の力」という、分厚い本があります

 

田畑にぽつんと佇む小屋などがいっぱい載っています

 

これらの小屋を見ていると

作った人の意思を感じます

 

寄せ集めの材料で作ったような小屋はなおさらです

 

どんな人が何のために使うんだろう

想像力がふくらみます

 

かつて私の自宅の隣にも小屋がありました

 

十数年前、土地を得てここで家を建てるにあたって

「まず小屋」でした

 

その頃は札幌にいて

休日はニセコに通い

小屋作りに熱中していました

 

思えば

小屋を構想しているとき

 

作っているとき

 

そして建てた後も

 

力をくれました

 

二坪ほどの小屋でしたが

最初は休日を過ごす小屋として

のちに自邸建築の基地として活躍してくれました

 

今は役目を終えて、もうありません

 

ちょうど解体が決った頃

この小屋をほしいという人があらわれました

 

壊すには忍びないと思っていたところでした

 

再び組み立てられるよう

慎重に解体してその方のもとへ運びとどけました

 

そこはドイツでいうところのクラインガルテン

夏のあいだだけ野菜づくりとその生活を楽しむ場所

週の半分以上はここで過ごして

シーズン通して札幌とのあいだを行き来しているそうです

同じ町内にこんな楽しいことをしている人がいるとは

驚きました

すでにここには「小屋」はあったのですが

翌年、うちの小屋も加えてさらにおもしろくなっていました

今では「ニセコの我が家」として使ってくれています

 

移築してなお使い手に力をくれる小屋

ありがたいことです

 

じゃまた

 

 

 

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2016-02-23 | 家と暮らし

非水洗式トイレ考

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こんにちは、くどうみちこです



突然ですが

うちのトイレは、非水洗式のコンポストトイレです


家を建てる前に、カナダから個人輸入しました



炭化した苔?のピートモスをトイレ本体に敷き詰め、

毎回使用したらその上にピートモスをかける、

だけです

使いがってのいいように自分たちで改造して、現在も使っています


メリットとしては、

個別浄化槽設置などの大掛かりな設備が不要、ということと、

数か月に1回、半日ていど、トイレ本体のコンポストを敷地に埋める、

という掃除の手間だけで、一応自己完結する、

ことでしょうか


これがそのままデメリットにもなります



使いだして、7,8年にはなりますが、

掃除のたびに、


水に流してなかったことにできたら、


とおもいます


過去の自分(笑)との対峙ですから


真夏の汗みどろのときも、真冬の氷点下のときも


まさに、「きれいごと」ではありません


あとどのくらい続けているのかもわかりませんが、

なんでコンポストトイレにしたんだろうと思い返すと、

なんとなく、したかったから。

ただそれだけです


インフラが整った現在だからこそ、

自分たちでもなんとか田舎暮らしができているのだと思っています

食料品はスーパーの宅配で、

インターネットでアキバと同価格でモノが手に入るし、

薪ストーブのお客さまとのご縁も

インターネットがない時代では考えられなかったかもしれません



ひいてみたり、足してみたり、削ってみたり、重ねてみたり、

割ってみたり、掛けてみたり



アナログとデジタル、あまりどちらかに傾きすぎないように


そのときの自分にちょうどいいバランスをたもっているのでしょう




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2016-02-16 | 家と暮らし

住まいにリアルを(2)

金物は高品質のフィンランド製

 

 

 

 



こんにちは くどうしんいちです



時を経ても変わらずにありつづけるもの

今は少ないです

新しい情報やモノが次々とあらわれ

かわらなければいけない

出遅れてはいけない

と

常に急き立てられているようです



住まうところも然り

工法や性能は日々変わっていき

どうもいいらしいけど

いったい何がいいのか

さっぱりわかりません



薪ストーブ

わかりやすいです

住み手がすべて関わります

燃焼の失敗もします

「火の用心」もしなければなりません


リアルですよね


人間の感覚に

これほど直接的に作用する道具は

そう多くはないでしょう


目や肌で暖かさを感じ

煙のにおいをかげば

木、山、大地との繋がりを感じることができます


残したい大事な感覚だと思います


じゃまた


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2016-02-09 | 家と暮らし

住まいにリアルを(1)

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こんにちは くどうしんいちです


昔から「住宅は資産」

などというセリフがありましたが

施主の資産にはなりませんでした
お金を貸した銀行の資産だったのです

今や大量の空き家がやっかいな廃棄物と化しています 



本当の資産はむずかしいとしても 


住み手が愛し続けることができる家 


住み継がれる家 


を考える時 


本物を取り入れてはどうかと思うんです 



住み手がその本質を感じ 


家と強く結びついていく 


ほんものでなければならない理由も必要でしょう 



使い込んで味が出るもの 


深みを増していくものって 


身の回りにどれほどあるでしょうか 



変化が早すぎます 


当然、それに即したものが増えます 



結果を早く求めたからですね 


更新にもさほど抵抗はありません 




そうなると 表層に近い部分でのみやりとりされ 


掘り下げる機会は失われます 



得られたもの 

手放したもの 

等価交換の法則を感じます 



続きはまた次回

 

 

 

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