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久しぶりの寒波

fubuki
















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こんにちは くどうしんいちです



今朝は久しぶりの雪



10日ほど前から気温上昇

降っても雨


上旬に降りためた雪がどんどん減り

近くのスキー場は地山が顔を出しながらも

かろうじて営業している感じ


海外から来ていただいたお客さんには

ちょっと申し訳ない気持ちです


ですから少しほっとしました



この10日ほど、除雪しなくてよかったので楽なのですが

フワフワの雪がどっさり積もっていてこそニセコ

この雪質があるからお客さんも来てくれます


気温が上昇傾向にある現在

ニセコの雪質も大きく変わってしまう可能性があります


暮らしにはちょっと大変だけど

大事にしなければ

と、雪のなくなった家の前の道を見ながら思ったところです

もちろん

気候をコントロールなんてできっこありません

エゴです


じゃまた



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2015-12-12 | 家と暮らし

暮らし

tigcheldog
















こんにちは くどうしんいちです


 「暮らし」

という言葉にどんなイメージを持ちますか?



 街で暮らす



 田舎で暮らす



 暮らしを支える



 毎日を生きていく




それを継続していくって感じでしょうか



 おおまかな要素としては

 食事を作り
 家事をこなし
 生業によって生計をたて
 まともに取り組んでいたら
 これだけで一日が暮れてしまいます
 

 まさに暮らしです



 しかし今はちがいます



 家ではいかに雑事を省力化するか
 食や家事の部分はいろいろなサービスが提供されています



 便利です



 それらのサービスをより多く受けるために
 より多く働かなくてはならなくなりました



 働く時間が増えた分、より便利なものを求めます



 収入さえあれば便利で快適な生活が続けられるかもしれません



 でも、ちょっと便利になり過ぎたと思います



 便利なものに慣れ過ぎて、生きる力が低下しているように感じます



 暮らしていくこととは
 生命力もあわせ持っていなければなりません


 食べ物などは、体にいいものは熱心にとりいれますが
 それらを生かす部分がすっぽりぬけおちている気がします



 人間はある程度負荷をかけないとダメになります



肉体も、思考もです




 昔にもどれといっているのではありません



 いいものは取り入れつつも
 自分の生きる力も維持していきたいということです



 ではどうすればいいか




 暮らしに直接関わることです



 自分のために直接的に仕事をする



 例えば家庭菜園

 食べ物を自分で作ってみれば
 食の事情や農業のことも見えてきます

 肉体、思考 両方に働きかけます



 他にもいろいろあると思います



 でも考えすぎないでください
 考えすぎると負の思考に陥ります



 大事なのはバランスです



 
 じゃまた



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2015-12-06 | 薪と薪ストーブ

火慣らしの大切さ

curing


こんにちは

くどうみちこです
 
鋳物の薪ストーブやメイソンリーストーブの種類に関わらず、
燃焼シーズンでガンガン薪を燃やす前に、
 
「火慣らし」
 
という作業を必ず行います
 

「火慣らし」は、

英語で’curing' といいます
 
直訳すると、
(病気を)治癒する、硬化させる、蒸発させる
といった意味です
 

よく、
「慣らし運転」といいますが、
それのことで、
先シーズン終わりから何か月のものあいだに
室内の湿気を吸って冷え切ったストーブ本体の
湿気を抜いて、徐々にあたためていく、
ということです
 

すぐ薪ストーブを燃やしたい!
となる気持ちをぐっとこらえて、
まずは火慣らし、なのですが

この作業は、
ストーブの寿命に関わる
とても重要な作業ですので
省くことはできません
 

極端な例ですが、
厳冬期にしばらく家を留守にしていて

帰宅すると室内が寒い
なので、

冷えきった薪ストーブに薪をたくさん入れて

一気に燃やしたら、
鋳物の薪ストーブ本体が割れてしまった、
ということも起こりえます


余談ですが、

現代のライフスタイルは昔とは違い、

冬の暖房の時期に

数日家をあけることもあると思います

こういった理由で、

おきゃくさまには

補助暖房の必要性をお話しています


話を元に戻しますと、

人の体も似たようなもので、
長らく体を動かしていなかった人が
準備運動なしで
急にフルマラソンは走れない、

のではないでしょうか
 
急激に負荷をかけると、
何事も
よろしくないようで、
やっぱり、どんなものも、
「慣らし」って
必要なんだと思います
 
毎年シーズン前に慣らし運転をして気をかけてやることで
結果、より長い間薪ストーブの仕事をしてくれるわけです
 
メイソンリーストーブの場合は、

本体重量が3トンもありますので、

火慣らしには

10日から2週間程度かかります

初回は

これくらいのたきつけを燃やします

回毎に薪一本分位のたきつけを増やしていき

だいたい10日から2週間ほどかけて

通常の燃焼にもっていきます



ティッケルヒーターの場合は

メイソンリーストーブよりずいぶん軽いので、

火慣らしはもっと簡単です

シーズンはじめの最初の数回はいつもより

抑えめで燃やしていただければ

それで大丈夫です



それではみなさま、薪ストーブをいたわりつつ、

どうぞよい薪ストーブシーズンをお迎えください




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2015-11-30 | 薪と薪ストーブ

ティッケルヒーターのお引越し

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こんにちは、くどうみちこです


先日、オーナーさまのティッケルヒーターを新居へ移設させていただきました

6Dでオーブン付きのティッケルヒーターを分解掃除をしてから、

移設先へ運搬し、再び組立てです


移設先のできたてほやほやの新居はこちら

mozart

ポストアンドビームでレンガタイル貼りの素敵なおうちです


こちらに、

mozart1
パタパタと組み立てて、

仕上げにワックスを塗って、

お引越し完了


最後にオーナーさまとお写真をパチリ

mozart3

この女性のオーナーさまは、

日頃おひとりで、ティッケルヒーターを管理されておられます


火箱が小さく、

一度に使用する薪の量も少なく、

女性の方お1人でも十分一度に持ち運びいただける量です

一度点火すれば、

燃焼空気量とダンパーを操作するだけなので、

女性の方にもおすすめができます



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チーズはアート

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こんにちは

くどうみちこです


うちは、本業のストーブ関連のほかに、

場所がら、ご近所さんにいろいろニッチなものをご依頼いただくことがあります



先日、ご近所さんのチーズ工房さんで、
チーズを熟成させるのに使う棚をカスタムオーダーでつくらせていただきました
shelf



うちから車で5分もかからない場所にあります、ニセコチーズ工房さんです


shelf2


こちらのチーズやさんは、

毎日朝早くから晩遅くまで、オーナーの近藤さんと息子さんが丹精込めて、
ニセコの牛さんのミルクから手作りしています


そして、発酵熟成させるチーズは、木の棚にのせられ、
毎日、オーナーの手で表面を磨いてもらいます


そうやって、何か月から、種類によっては何十か月の間、
毎日手をかけてもらって、
チーズは熟成を深め、旨みとコクが凝縮していきます




オーナーの近藤さんはいつでもニコニコされていて、
周りをとっても和やかな雰囲気にしてくれるアンパンマンのような方です



彼が毎日大事に育てたチーズたちは、
私たち消費者が食べるさいには、
そのモノの栄養素だけでなく、


そのチーズが作られた背景、
近藤さんや息子さんの想いや気持ちも取り込んでいる、


といえると思います


「食事とは文化を食べること」
とおっしゃった方がいますが、

まさにその通りだと思います



そして、
文化とは、
アートやクラフトだと考えると、

チーズはアートだといえます


その食べ物の背景も食べている
ことを大事にしたいな、

と思う今日この頃です




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2015-11-24 | 薪と薪ストーブ

薪ストーブの煙突

munchen
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こんにちは くどうしんいちです


 薪ストーブの煙突は
 なんであんなに大がかりなんでしょうか


 特に断熱二重煙突
 費用だってストーブ本体以上にかかったりします


 今やシングルの煙突でそのまま外に出すのは
 いけないこと
 という感じ


 それだけ薪ストーブの排気は
 不安定で大きいリスクを排除できないものなんです


 理由は
 薪の燃焼にあります


 薪ストーブとは、今や
 燃焼の過程を楽しむもの


 薪の燃焼は
 特に立ち上がりの時は不安定


 煙が出ます


 この目に見える煙は未燃焼ガス
 温度が高ければ燃えるガスです


 煙は煙突に入ると冷やされ
 冷えると液化するなどして煙突内壁に付着するんです


 これが堆積すると
 機能が低下します


 堆積物が発火することもあります


 煙道火災ですね


 いまどき住宅にこんな危ないものなんて
 と思われる方もいらっしゃるでしょう


 では煙突の最重要任務は何か


 煙の温度低下を最小限におさえながら
 外部に放出する


 煙は煙のまま外に出すということです


 断熱二重煙突はこのために存在します


 おまけに煙突表面温度はかなり低い


 対可燃物のリスクも当然低いわけですね


 近所に薪ストーブをお使いの方で
 それが
 すべてシングル円筒なんですが


 シーズン中
 円筒掃除をしている姿を必ず見かけます


 取替をお勧めしても
 費用の面で二の足を踏んでいるようです


 そのまま何シーズンか過ごして
 もう慣れてしまったのでしょうか
 こんな方もいらっしゃいます


 じゃまた


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