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2017-08-19 | Blog, 薪と薪ストーブ

8月の薪割り

こんにちは くどうしんいちです


毎年のことながら

こんな暑いときにやらなくてもと思いつつ 今になってしまいました

北海道の夏は涼しいとはいっても

日中の薪割りなんて

やるもんじゃありません


理想を言えば


3月から4月の雪が固く締まっているころ

丸太を玉切りにします

チェーンソーの刃もいたみません


そしてスミヤカニ割ります


丸太は玉切りにした途端

急速に乾燥がはじまります

そして乾燥すると割れにくくなるのです



ですから

スミヤカニ割る、というのが

労力軽減の上ではタイセツ



ところが

現実はどうでしょう


「時間があるときにやればいい」


でも

雪解けとともに

いろんなことが急速に慌ただしくなっていき

さらに「時間があるときに・・・」

の繰り返しになっちゃうんです


玉切りしてもしばらくほったらかし



結果

クソ暑いときに斧を振り下ろしていたりします


これでは

薪のふた夏乾燥もままなりません


ストーブのお客様にはもっともらしいこと言っているわりには・・・

って感じです


これをよくない見本として

薪はふた夏しっかり乾燥させて

いいコンディションで冬をむかえましょうね!

 

2017-08-16 | 建築

ダブテイルノッチ




こんにちは くどうしんいちです

 

きっかけはログハウスでした

 

美しいカーブを描いたログエンドがつくるシルエット

 

 それを見るまでは直線と平らな面で構成される建造物に

 

いわゆるフツーの建物に

 

反感を持ったことはなかったように思います

 

 

自由でいいのだ

 

丸太の魅力というより

 

自由へのあこがれ

 


それが「横積み」、「ハンドカット」

 

と言われる、今となってはクラシックなログハウスを

 

自分でつくりたい

 

そう思わせる源でした

 

 

結果的に

 

ログハウスを建てることはまだ叶っていませんが

 

「自由」の部分がどんどん飛躍し

 

現在の自邸があります

 

 

その建築に多用した曲線は

 

自分のなかの「美」を表現する手だてとして

 

これからもあると思いますが

 

ハンドカットログの「原点」的な手法が

 

ダブテイルノッチ

 

 

この表情

 

武骨で、愚直

 

 

これを目にしたとき

 

またログハウスへのあこがれが

 

再び湧き上がってきました

 

 

ここは富良野

 

ビルダーの知人が手掛けた一棟

 

春に仕上のお手伝いに行きました

 

 

このダブテイルノッチ

 

構造には絡まない装飾壁ですが

 

迫力があります

 

原点回帰というか

 

ログハウスに接したときの新鮮な気持ちを思い出しました

 

 

よく手入れされたハンドカットログを

 

この富良野でも見かけますが

 

年月が経って美しくありつづけるそれは

 

人と建物の関係の深さを感じます

 

 

この関係性を思ったとき

 

今の急変するニセコ地区に

 

そもそも建物に対する愛はあるのでしょうか

 

 

きっとそれは愚問であり

 

わかりきったことですが

 

それでも

 

心配になります

 

 

でも今のニセコは言っています

 

「自分の心配でもしてなさい」と

 

 

それほどまでにニセコは

 

手のとどかない

 

分断された存在へと向かっているのでしょうか

 

 

ダブテイルノッチのように武骨で、愚直でありつづけたい自分と

 

ニセコのように変わりたい自分

 

このジレンマ

 

 

ある意味

 

生きている実感、でもあります
2017-07-28 | 小屋

建物と人の共存





こんにちは マキビト工芸です

先日、USBの整理をしていたら、

懐かしい画像がでてきたので引っ張りだしてきました


これは自分たちが家を建てる前に

遊びで建てた小屋です


建物ってほんとフシギだなぁと思うんです


同じマンションの一室でも、

住まう人によって、

室内の空気感って全く別ものになりますよね



この小屋も前の場所で自分たちで使っていたときと

今の小屋主の方が別の場所に移築して使ってらっしゃる今とでは

建物の室内の空気感は違っているはずです



住まう人がその空間に「色」をつける、というのと同時に、

建物の中と外の環境も影響すると思います

中の環境とは、室内にあるモノの配置であるとか、どんなモノを置いているのか、自分が好きな心地よいモノなのか、

それとも好みではないけど必要に迫られて買ったものなのか、それともお義理でお祝いにもらった好みでない花瓶なのか

「モノや起こる出来事」そのものに意味はありません、そこに、好きとか嫌いとか、それをもらった人への感情などの、感情や色をつけているのは

人そのものです

そして、人は感情で行動する、感化される、いきものです





部屋の間取り、もちろん、どんな材料を使って建てているか、

どんな構造で建てているか、ということも影響しあっていると思います



その逆もしかりだと思うんです



人が住まう建物は、設計士さんや施工屋さんたち等々多くの「人の手」から作り出せれます

つまり、住「環境」を作り出す・整えるのは、

人です

人ありきの建物が、同時に、住まう人に影響を与える環境を作り出してもいる

建物と住まう人とが、お互いに影響を与えあっているとおもいます



仕事で疲れて帰宅して、お茶を飲んでリラックスしていたら、疲れがとれてすっきりした、


という経験はどなたでもあると思います


自分たちが好きなものや居心地よくかんじるものに囲まれた暮らしをしていれば、

自分で揃えた環境なのに、その環境が逆に自分によい影響を与えた


ということなんだとおもいます




この国はこれらますます空家が増えるといわれていますが、

まだまだ活かせる建物は、化粧直ししてまた人に利用してもらう、

というのは、建物にとっても人にとっても幸せなことだな

と強く思います


小屋にも

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2017-06-18 | 薪と薪ストーブ

安く薪を手に入れる方法



こんにちは マキビト工芸です


薪ストーブには、なにはともあれ薪が必要です


薪ストーブユーザーさんのなかには、

ご自分の山をもっていて

自前で薪を調達される方や

ご近所で木を伐採した、という情報をキャッチしたら、

すかさず軽トラにチェーンソーをもってかけつける

という方もいらっしゃいます


ですが、これらの方法は郊外に

居住していないと現実的に難しいかもしれません


どこに住んでいても、

比較的安く手に入れる方法を考えてみました


・ジモティーやヤフオクを利用する

ジモティーという、地域別の無料掲示板をご存じでしょうか

「ジモティー・〇〇〇(お住まいの地域又は県名)・薪」でググれば、

けっこういろいろな情報がみつかります


例えば、自分の敷地の立木を伐採した丸太や廃材を

ただでもっていってください、という掲載も


廃材の注意点は、

・釘がついていれば必ず抜くこと

・クレオソート等の防腐剤や塗装ものは使わない

また、非常に乾燥しているので、

鉈で割れば良い「たきつけになります

ですが、薪として燃やす場合には

それだけでは高温になりすぎるので、

広葉樹の薪と混ぜて使いましょう



なかには、 過剰在庫で、

一年以上寝かせた乾燥薪が2立米2万円という 

格安の薪の情報もありました



・自宅を新築予定の場合は、建築時の端材を取り置きしてもらう 

合板や塗装等のついたものは除いて、 

網目状のコンテナ等に詰めてシートでふたをして通風乾燥させましょう

杉やスプルース等の針葉樹は、 

体積比のカロリーが多くありませんので 

広葉樹の薪と混ぜて使うとベターでしょう



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2017-06-13 | おもしろいコト

ミネラルウォーターを買わなくてすむ方法




こんにちは マキビト工芸です


冬はそれほどではありませんが、

夏は喉が渇くのでたくさん水を飲んでしまいます

するとミネラルウォーター代もばかになりません



ちょっとした小手間で水道水をおいしく飲めるコツが

あって、うちは長い間ミネラルウォーターいらずです



上の写真は、うちのキッチンの出窓の様子

ずらっと並んでいる青色のビールの空き瓶に

水道水をいれて、陽のあたる場所でしばし放置。。。


たったこれだけのことで、

水道水の味がまろやかになって、

お茶にしなくてもごくごく飲めます



プラスチックでなくガラス製の瓶であること、

透明の瓶でなく青色であること、

がポイントのようですが、

色付きのほうが光線を適度に吸収してくれそうな

かんじはしますね




自分たちの住んでいる場所は田舎なので

水道水を蛇口からそのまま飲めなくもない

のですが、真夏になると、

珈琲をいれてもわかるくらい

塩素のにおいがけっこうきつくなります


冬場は、

メイソンリーストーブの上にこの水入りの瓶を一晩置いたものを

翌朝起き抜けに飲んだり、珈琲を淹れるのに使いますが、

この水もけっこうおいしくなっています



真偽のほどは

ぜひお試しを

 

 

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洗濯物とメイソンリーストーブ




こんにちは マキビト工芸です



夏はお日さまの元でカラッと気持ちよく乾く洗濯物


取り込まれたふわふわの洗濯物に顔をうずめると、

なんだか幸せ気分になった小さい頃が懐かしいですね

最近は、花粉の飛翔で通年部屋干しの方も多いかもしれません



北国は夏以外はほぼ室内干しですが、

蓄熱式薪ストーブで暖房された室内で部屋干しすると、

乾きすぎず、かといって湿っぽくもなく、

ちょうどいいふわふわ加減で乾いてくれます



蓄熱式薪ストーブは低温で長時間放熱します

低温放熱だと、頭がぼーっとすることなく

陽だまりのような優しい空気感の室内になります

なので洗濯物が乾きすぎてバリバリになることがありません



冬は、メイソンリーストーブがお日さまの代わり

みたいなものかもしれません













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