こんにちは くどうしんいちです
毎年のことながら
こんな暑いときにやらなくてもと思いつつ 今になってしまいました
北海道の夏は涼しいとはいっても
日中の薪割りなんて
やるもんじゃありません
理想を言えば
3月から4月の雪が固く締まっているころ
丸太を玉切りにします
チェーンソーの刃もいたみません
そしてスミヤカニ割ります
丸太は玉切りにした途端
急速に乾燥がはじまります
そして乾燥すると割れにくくなるのです
ですから
スミヤカニ割る、というのが
労力軽減の上ではタイセツ
ところが
現実はどうでしょう
「時間があるときにやればいい」
でも
雪解けとともに
いろんなことが急速に慌ただしくなっていき
さらに「時間があるときに・・・」
の繰り返しになっちゃうんです
玉切りしてもしばらくほったらかし
結果
クソ暑いときに斧を振り下ろしていたりします
これでは
薪のふた夏乾燥もままなりません
ストーブのお客様にはもっともらしいこと言っているわりには・・・
って感じです
これをよくない見本として
薪はふた夏しっかり乾燥させて
いいコンディションで冬をむかえましょうね!
こんにちは くどうしんいちです
きっかけはログハウスでした
美しいカーブを描いたログエンドがつくるシルエット
それを見るまでは直線と平らな面で構成される建造物に
いわゆるフツーの建物に
反感を持ったことはなかったように思います
自由でいいのだ
丸太の魅力というより
自由へのあこがれ
それが「横積み」、「ハンドカット」
と言われる、今となってはクラシックなログハウスを
自分でつくりたい
そう思わせる源でした
結果的に
ログハウスを建てることはまだ叶っていませんが
「自由」の部分がどんどん飛躍し
現在の自邸があります
その建築に多用した曲線は
自分のなかの「美」を表現する手だてとして
これからもあると思いますが
ハンドカットログの「原点」的な手法が
ダブテイルノッチ
この表情
武骨で、愚直
これを目にしたとき
またログハウスへのあこがれが
再び湧き上がってきました
ここは富良野
ビルダーの知人が手掛けた一棟
春に仕上のお手伝いに行きました
このダブテイルノッチ
構造には絡まない装飾壁ですが
迫力があります
原点回帰というか
ログハウスに接したときの新鮮な気持ちを思い出しました
よく手入れされたハンドカットログを
この富良野でも見かけますが
年月が経って美しくありつづけるそれは
人と建物の関係の深さを感じます
この関係性を思ったとき
今の急変するニセコ地区に
そもそも建物に対する愛はあるのでしょうか
きっとそれは愚問であり
わかりきったことですが
それでも
心配になります
でも今のニセコは言っています
「自分の心配でもしてなさい」と
それほどまでにニセコは
手のとどかない
分断された存在へと向かっているのでしょうか
ダブテイルノッチのように武骨で、愚直でありつづけたい自分と
ニセコのように変わりたい自分
このジレンマ
ある意味
生きている実感、でもあります
こんにちは マキビト工芸です
冬はそれほどではありませんが、
夏は喉が渇くのでたくさん水を飲んでしまいます
するとミネラルウォーター代もばかになりません
ちょっとした小手間で水道水をおいしく飲めるコツが
あって、うちは長い間ミネラルウォーターいらずです
上の写真は、うちのキッチンの出窓の様子
ずらっと並んでいる青色のビールの空き瓶に
水道水をいれて、陽のあたる場所でしばし放置。。。
たったこれだけのことで、
水道水の味がまろやかになって、
お茶にしなくてもごくごく飲めます
プラスチックでなくガラス製の瓶であること、
透明の瓶でなく青色であること、
がポイントのようですが、
色付きのほうが光線を適度に吸収してくれそうな
かんじはしますね
自分たちの住んでいる場所は田舎なので
水道水を蛇口からそのまま飲めなくもない
のですが、真夏になると、
珈琲をいれてもわかるくらい
塩素のにおいがけっこうきつくなります
冬場は、
メイソンリーストーブの上にこの水入りの瓶を一晩置いたものを
翌朝起き抜けに飲んだり、珈琲を淹れるのに使いますが、
この水もけっこうおいしくなっています
真偽のほどは
ぜひお試しを
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こんにちは マキビト工芸です
夏はお日さまの元でカラッと気持ちよく乾く洗濯物
取り込まれたふわふわの洗濯物に顔をうずめると、
なんだか幸せ気分になった小さい頃が懐かしいですね
最近は、花粉の飛翔で通年部屋干しの方も多いかもしれません
北国は夏以外はほぼ室内干しですが、
蓄熱式薪ストーブで暖房された室内で部屋干しすると、
乾きすぎず、かといって湿っぽくもなく、
ちょうどいいふわふわ加減で乾いてくれます
蓄熱式薪ストーブは低温で長時間放熱します
低温放熱だと、頭がぼーっとすることなく
陽だまりのような優しい空気感の室内になります
なので洗濯物が乾きすぎてバリバリになることがありません
冬は、メイソンリーストーブがお日さまの代わり
みたいなものかもしれません