メイソンリーストーブは、蓄熱式の薪ストーブです
通常の薪ストーブのように、継続的に薪を燃やす暖房器具ではありません
日に1~2回、炉に一回分の薪を井形に組み入れて点火すれば、あとは灰になるまで2時間程度(樹種により燃焼時間は異なります)燃やすだけ
断続的に使用する薪ストーブです
上の右の図は、マキビト工芸で施工するメイソンリーストーブの基本構造です
本体は基本的に、赤レンガと耐火レンガ、耐火物で構成する2重構造で、気密性が高く、薪が完全燃焼しやすい仕組みになっています
高温を維持した薪の熱は、煙突に抜けるまでの間、迷路のように複雑な煙路を通ります
煙路からストーブ本体に薪の熱が取り込まれ、むらのない低温の熱が長時間にわたって、ゆっくりじわじわと室内を満たします
柔らかく優しい熱は、五感にも心地よく、まさに極上の暖かさです