2016-06-17
窯の築造
こんにちは くどうしんいちです
北海道伊達市の「ひびきの村」に 多目的料理窯を現在築造中です いわゆるピザ窯 この「ひびきの村」は 人間をとりまくいろんな環境を通して 自分や他人や社会を見つめてみる学びの場所 私はそんなふうに理解しています さて窯ですが 設置場所が屋外なので 窯本体のほかに 雨風をしのぐ東屋も必要なのですが 全部フツーに作ったらン~百万円の世界です 費用を圧縮するために 窯と東屋の一体型ということでやってみました 一見、ガーデニングの道具などをしまうためのミニミニ小屋 正面から見ると 小屋をかぶった窯、という感じ 躯体はブロック コアはキャスタブルで成型 燃焼と料理を同じところで行う一室型 煙突もついています この窯 ピザはもちろんですが 蓄熱量が高いので 低温域(200°台)での料理も期待できます フォカッチャや、ある程度時間を要するパンなど それと季節の野菜などをただ焼くだけのカンタン料理 例えばトウモロコシは外皮つきのまま放り込む トマトはざく切りで鉄プレートにオリーブ油で これは薪窯でなければ味わえません 単一の素材でもこんなにおいしいのか はじめての人はみな驚きます 樹のもっている薫り、スチーム 火の圧力みたいなものが作用しているのでしょうか 焚火もそうですが 火のあるところには 人が自然と集まってきます 理由なんかなくても そこにいる人との時間を共有できる 火はすばらしいツールだと思います この窯が 訪れたお客様に最高の時間を提供してくれることを願いつつ 火入れの日を待ちます
ポチっていただけますと幸せです
ありがとうございます
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