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2017-01-13


















こんにちは くどうしんいちです

 

これはウチの寒い季節のよりどころ

 

多い時で15キロほどの薪をいちどに燃やします

 

温度が上がってくると

薪が勝手に燃え始めます

 

炎が移るというよりは

発火する感じ

 

「♪もうどうにも止まらない」完全燃焼状態が1時間以上

 

炉床から天井までの高さは1メートルちょっと

 

この空間が炎で満たされます

 

まさに「炉」というコトバがあいます

 

炉内が非常に高温でありながら

表面放射温度は70°~80°ほど

 

表面積は7㎡くらいでしょうか

 

蓄熱体の暖房の質は

放射面積と

放射温度できまります

 

理想は

放射面積はより大きく

放射温度はより低く

 

結果、空気はゆっくり動き

 

ヒトが奪われる熱エネルギー

低減します

 

もちろん

建物は高断熱が必須です

 

以前

体温よりちょっと低い温度の流体を

壁パネル内に循環させる空間を体感したことがありますが

印象的だったのは

均質感

 

例えば上暖かく下寒い温度ムラはよくありますが

そこでは感じませんでした

 

放熱温度をより低くしてやると

空気の流れがより穏やかになり

「静かな空気」という感じ

 

暑い季節と寒い季節は

空気になかなか落ち着きがありませんが

 

温度や服装を何も気にしなくていい季節は

なにも足したり引いたりしなくていい

空気がさりげない

低温の流体を使った空間は

それに近い感覚でしょうか

 

話は飛躍しますが

鋳物ストーブが今そうであるように

 

蓄熱ストーブさえも

オーバーヒート

 

遠からずそんな日がくるかもしれません

 

それまでは

 

炎に寄り添う季節

目で感じる暖かさ

 

楽しみたいですね

 

 

 

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