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2015-11-15 | 薪と薪ストーブ

トップダウン燃焼法

トップダウン燃焼法

上から下へ燃やす、トップダウン燃焼法

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こんにちは、くどうみちこです

 
今日は、蓄熱式薪ストーブに限らず、色んな薪ストーブで応用が利く、
薪の燃やし方についてお話します


「トップダウン燃焼法」



といって、熱効率の観点からいってもおすすめです



まず、火箱の中に薪を置きます


薪を井形に積み置いていきますが、
このとき、なるべく、太い薪は下に、
細い薪ほど上に積み上げるようにします


火箱の高さがないようであれば、
二段くらいしか積めないかもしれませんが、
薪と薪の間には空気が通るくらいの隙間をあけましょう


きちきちにつめると、
燃焼に必要な空気がうまくまわらず、燃えません(笑)


ちなみに、上の画像のティッケルヒーターの場合は、
薪を縦に並べています
そのうえにたきつけと白樺の皮をのせて着火します


そして、一番上の段には、焚きつけ用の細く割いた薪と
なにか引火するようなものを少量のせます

新聞紙を細く割いたものや、杉の皮や白樺の皮、松ぼっくりなど、
引火する有機物がよいでしょう

但し、油を染み込ませた市販の着火剤は、
火箱内部を痛めることがあるので、おすすめはしません



それでは、一番上から火をつけてみましょう



低温の小さな炎がゆっくりとその勢いと温度をあげながら、
たきつけから下の太い薪へと移っていくのがご覧いただけると思います


上部から少しづつ薪をあたためるので、
薪の中の燃焼ガス類がむだに煙突に逃げる量が少なく、
白い煙があまり発生しません

一般的な燃やし方はこの逆なので、
薪に燃え広がる過程でたくさんの白い煙がでます



この燃やし方に慣れてくれば、
さらに白い煙を出さないように工夫するのも楽しいかもしれませんね


我が家では、夫が、「どこまで少ないたきつけで燃えるか」、
と日々研究しながら燃やしているようです




ではまた

 

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2015-11-11 | 家と暮らし

住まいの照明

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こんにちは
くどうしんいちです
 
 
きょうは家のああかりの在りようについてお話ししたいと思います


住宅にも「電球色」のおかげで蛍光灯が普及したなって思ったら
LED照明がだいぶ幅をきかせてきましたよね


でも月々の電力量ってなかなか減らない、

むしろ増えてさえいます
なんでですかね


それはさておき
 
 
 
家の明かりって
もっと薄暗くってもいいんじゃないかと思うんです


夜の住宅、明るすぎませんか

昼間と大差ない感じで


僕は思うんですが、

夜起きていても薄暗い時間って必要なんじゃないか


根拠とかデータとか数値はありません


この家にくらして感じるんです


夜の光ってストレスだなぁと
 
 
 
とくに光源が視界に入る直接光、僕は頭の芯に不快感を感じます


家ってリラックスすべき場所なのに、
まだまだ全面的に何かやるぞって感じの明るい家、多いです



ストレスをダウンしてあげたいのに、
寝るまでストレスをかけ続けている感じ
 
 
 
僕の家は直接光がほぼゼロです
そして薄暗い


どこにいてもなるべく光源が目に入らないようにしてあるのです


このような環境が日常だと、夜がとても穏やかになります


自然に「じゃ、もう寝るか」という具合


これは翌日にいい感じでつながっていくわけです




視点を少し変えて
 
 
家の光の環境のイメージって、
夜寝るときパッと照明消して、
朝はカーテンをいっきに開けて急に明るくなって
それってデジタルの波形みたいですよね

1か0か
 
途中がない
 
あいまいがない


ツールはデジタルでも
人間への直接的な環境の変り目って
穏やかにいってほしいんです


日常であればなおさら


日常の積み重ね、ばかにならないと思います


夜、ご自宅で照明を見上げてみてください
刺すような不快感を感じませんか




究極的に、
 
 
 
夜は炎だけ
 
 
 
が、いいのかもしれません



じゃまた

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2015-11-11 | 薪と薪ストーブ

薪小屋のある風景 

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はじめまして
くどうしんいちです
 
北海道のいなかに住み着いて約8年、
なんかこのままじゃいかん、
と思い立ち、ブログ書くことにしました
 
前置きはともかく、
きょうは薪小屋の話から
 
 
我が家には薪ストーブのための薪小屋があるんですが、
目的は
積雪期の薪の取出し
薪の乾燥、保存

あと
見た目に美しい(作りによりますが)
安心感がある
豊かな気持ちになる
なんて効果もあります


ここは豪雪地帯
例年、1月、2月は積雪150センチかそれ以上
毎日降り積もる雪の中、薪の搬出をいかに楽にするか
うちの薪小屋は、通路の左右に薪棚があり
棚はそれぞれ2列ずつ、計4列あり
全体が屋根で覆われています
屋根はそれほど高くもなく
通路の除雪を怠ると、屈んで小屋に出入りすることもあります
ひどい吹雪のときは通路側の薪もまっ白け、てこともありますが
雪をかき分けて、雪まみれになった薪を運ぶことを考えたら
薪小屋ってなんていいんでしょう
て思うんです

ワンシーズン、通路側の列で足りるので
外側の列はシーズン終わりまで残り、防風、防雪の役目をしてくれます
薪小屋には、満載なら2シーズン分の薪があるというわけです

シーズン終わりには
外側の薪を通路側に移動し、外側には新たに割った薪が入ります
新たに割って積まれた薪は
使うのは来シーズンですから
今年と来年、2回夏を越すことになります
適度な乾燥が期待できます
燃焼には大事なことなんです


そんな大事な薪小屋
作ったときは10年もちゃいいかなって感じで
丸太の土に埋まる部分を焼いて、じかに埋めて柱にしたんですが
10年を前にしてだいぶアヤシクなってきました
暖かい季節は丸太の周りを
アリなどが盛んに出入りしています
自然に還っていくのは人が思うより早いみたいです
 
じゃまた


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