こんにちは くどうしんいちです
にびいろの
2本のラインが続く先は
稲穂峠
青函連絡船時代
北の玄関口といわれた函館から
羊蹄山麓、小樽、札幌を経て
旭川へと至るこのルート、函館本線といいます
途中
ガニめしのまち長万部から
フルーツのまち仁木までは
急こう配、急カーブが続きます
かつて特急北海や急行ニセコが通った動脈でした
この部分、通称山線と呼ばれ
その険しさゆえ
高速化から取り残されていきました
今は区間によっては日に数往復の普通列車が走るだけ
沿線には小樽やニセコエリア
国外の人も多く訪れます
その中には
ちょっと不便なローカル線に乗ってこられる方も
少ないながらいらっしゃいます
そして
多くは長期滞在
冬
スキーリゾートに来たからといって
いつもスキーをしているわけではありません
むしろその割合は少ないように思います
彼らは非日常のいろいろな体験をしたいのです
その中に日本を感じられれば好感度も増すでしょう
鉄路を使った
日本を
北海道を感じる仕掛け
何かできないかなー
と
多くの滞在客を見ながら
人影のまばらなローカル列車を見ながら
それに
沿線のおいしい食材や加工品をおもい浮かべながら
思います
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こんにちは くどうしんいちです
これはウチの寒い季節のよりどころ
多い時で15キロほどの薪をいちどに燃やします
温度が上がってくると
薪が勝手に燃え始めます
炎が移るというよりは
発火する感じ
「♪もうどうにも止まらない」完全燃焼状態が1時間以上
炉床から天井までの高さは1メートルちょっと
この空間が炎で満たされます
まさに「炉」というコトバがあいます
炉内が非常に高温でありながら
表面放射温度は70°~80°ほど
表面積は7㎡くらいでしょうか
蓄熱体の暖房の質は
放射面積と
放射温度できまります
理想は
放射面積はより大きく
放射温度はより低く
結果、空気はゆっくり動き
ヒトが奪われる熱エネルギー
低減します
もちろん
建物は高断熱が必須です
以前
体温よりちょっと低い温度の流体を
壁パネル内に循環させる空間を体感したことがありますが
印象的だったのは
均質感
例えば上暖かく下寒い温度ムラはよくありますが
そこでは感じませんでした
放熱温度をより低くしてやると
空気の流れがより穏やかになり
「静かな空気」という感じ
暑い季節と寒い季節は
空気になかなか落ち着きがありませんが
温度や服装を何も気にしなくていい季節は
なにも足したり引いたりしなくていい
空気がさりげない
低温の流体を使った空間は
それに近い感覚でしょうか
話は飛躍しますが
鋳物ストーブが今そうであるように
蓄熱ストーブさえも
オーバーヒート
遠からずそんな日がくるかもしれません
それまでは
炎に寄り添う季節
目で感じる暖かさ
楽しみたいですね
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・・・・・新年あけましておめでとうございます・・・・・
こんにちは くどうしんいちです
コードウッドメイソンリーとは
薪積み工法
薪のような長さの丸太を
木口を建屋の内と外に向け
モルタルとともに積み上げ
壁とします
寒さが際立つこの季節
また
夏の暑い頃にも
我が家の壁が存在感を主張します
12月に入るまで、家をあけることが多く
たまに帰れば室温はひとケタ
カベがそこそこ温まるまでちょっと大変でしたが
ひとたび安定してしまえば
快適です
何しろ朝がストレスフリー
寒くありません
1日の温度差は2度くらい
それは夏も同じです
モルタルで蓄熱(蓄冷)し
丸太で呼吸する
温度環境を維持しつつ空気もきれい
この、単一素材では両立しえない機能を
もし、製品化できたら
例えば
「蓄熱通気体」なるものが普及したりしたら
きっと
住宅の空気環境はいいものになるでしょう
家じゅうをラップして
強制換気などということ
しなくてすむかもしれません
家の高気密、高断熱化はどんどん高度化し
数字で結果を出しています
住宅の工法も
迷走期を終え
集約、確立へ向かっているのでしょうか
確立の先には
あらたな課題
「空気感」や「空気の質」というあたり
よくなってほしいです
シックハウスや化学物質過敏などというコトバ
今は
話題にされなくなってしまいましたが
私自身
あたらしい建物で感じることがあります
空気を強制的に動かして
居住環境を維持するという図
「エアコンディショナー」
なるものが世に現れて以来
今の今まで
基本原理は変わっていないんですね
コードウッドメイソンリーが普及することはないにしても
屋内でありながら
外気に似た空気感
空気に悩める人に
感じてほしいです
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