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2017-06-01 | 薪と薪ストーブ

忙しい人こそ薪ストーブを




こんにちは マキビト工芸です



実は、毎日を忙しくすごされている方にこそ、

ティッケルヒーターのある暮らしをおすすめしたい、

という思いがあります


それは、ティッケルヒーターが忙しい現代人にこそ必要な、

日々の「余白」の時間を与えてくれるからです



朝起きて、ケトルにお湯を沸かしながら、

ティッケルヒーターに火を灯す


そして、

帰宅後、ティッケルヒーターに火を灯す


一日のはじまりとおわりの余白



この余白こそ、


日々情報の海で泳いでいる私たちの

マインドや体の疲れを整えてくれ、


1日をフルパワーで

はじめるために必要なもの



毎日100%で走り続けていれば

人は誰でも息切れします



現代の情報化社会に生きている私たちは、

日々洪水のように流れこんでくる情報の処理だけで疲労困憊しています 

現代人の1日の情報量は、江戸時代に生きた人の一生分に匹敵する

といわれているほどです 


また、日ごろクリエイティブなお仕事をされている方は、

特に頭を酷使しがち



思考を一時中断し、整える時間


は、いつの時代の私たちにも必要ですが、


日々家族の世話や仕事でがんばってらっしゃる方ほど

ご自分のための時間をなかなかもてません 



このジレンマを解消できる薪ストーブが、 

ティッケルヒーターです 




蓄熱式薪ストーブのティッケルヒーターは、 

使用する薪の量が少ないので、 

薪にかかる時間とお金が一般的な薪ストーブの約半分 



かつ、薪を燃やす時間は1日のうちのたった6分の1

1回に約2時間程度の燃焼ですので、 

朝晩計2回燃やす場合に必要な時間は1日4時間

たったこれだけです 



また、

「使いたいときだけ使う」

という気軽な使い方もできます


通常のメイソンリーストーブは、

一度本体が冷え切ると元の状態に戻すのに時間がかかるため、

毎日の火入れが欠かせません

ですが、コンパクトなティッケルヒーターは、

補助暖房として、

週末だけたく、

日に一度だけたく、

といった、ライフスタイルに合わせた使い方ができます



ティッケルヒーターをさらに詳しく知りたい方はコチラ





 
2017-05-27 | 薪と薪ストーブ

Fire Starter:たきつけ探しに出かけませんか




こんにちは マキビト工芸です



松ぼっくりをみると、クリスマス気分になってしまいますね♪


ところで、薪を燃やすのに欠かせない、

まさに火付け役のファイアースターター



トップダウン燃焼法で薪を燃やす際には、

井形や縦積み(ティッケルヒーターの場合)の薪の上に

割りばし程度の細さに割いた薪を一掴みほどのせて

(燃えやすいスプルース等の製材を鉈で割ったものがグッド)

さらにその間か上に’ファイアースターター’をのせます


ファイアースターターといっても、石油を含ませた市販の

ものはストーブ本体を傷めるので使わないようにしましょう



ファイアースターターに適しているのは、

着火しやすく、下の細く割いた薪に燃え移るまでの燃え続けてくれる

つまり、樹脂等の油分を多く含むような有機物です


ですので、


・杉の樹皮を割いたもの

・白樺の樹皮を割いたもの

・松ぼっくり

・おがくず

・みかんの皮をパリパリに乾燥させたもの


等々、このほかにもいろいろあると思います


松ぼっくり・おがくず・みかんの皮は、

適度の大きさに切った新聞紙でキャンディ包みにすると薪の上に置きやすくなります



いずれのものも十分に乾燥させないといけなので、

ホームセンターで売っている網目の袋にいれて、ベランダなどに吊るしておきましょう

松ぼっくりや樹皮などは、森林公園を散歩すれば案外かんたんに見つかるかもしれません

おがくずは製材やさんで手に入れることができるでしょうし

みかんは冬の定番です



ファイアースターターを使う際のポイントは

できるだけ少量用いることです


樹脂等の油分を多く含む有機物なので、

燃やしはじめに黒い煤がでます

(この煤も薪の燃焼が進むと焼けきれるのですが)

ですので、下の細く割いた薪に燃え移る程度の少量を用いましょう



例えば、うちは白樺の樹皮を使いますが、

火入れ一回に使うのは、2センチ×5センチ程度の小さな片だけです




たきつけ探しを口実に森林浴に出かけませんか

気分をリフレッシュしてくれるだけでなく、

たわいもないおしゃべりをしながらの散歩



気が付けば、

家族と過ごす時間が増えている


薪暮らしっておもしろいですね


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夏でもできる火を楽しむ暮らし




こんにちは マキビト工芸です



北国も草刈りが必要な季節になってきました



夏はお天道様の陽の恩恵をたくさん受けるので、

家の中で火を使う必要があまりありません



でも、夏も火を灯したい!(笑



ということで、メイソンリーストーブのオフシーズン中は、

気軽にキャンドルに火を灯して楽しんでいます



今はいろんなタイプのキャンドルホルダーが手軽に手に入りますね

キャンドルもいろいろな種類のものが売られています



蜜蝋でつくったとっておきのものはとっておきのときに

パラフィンの安価なものは食事ごとに

と使い分けています




最後に友人から教えてもらったおもしろい話を



火のまわりの空気の動きは目に見えませんが、

炎の周りを対流しています


この対流が形が、

天使の羽なんだよ、と


昔から人々がキャンドルを灯すのは、

明かりがほしいというだけでなく

炎の周りの空気の対流が室内を浄化してくれている

といった作用を昔の人は体得していたんでしょうね、、、



火はほんとうに奥が深いです






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2017-05-21 | 薪と薪ストーブ

得する薪の選び方




こんにちは マキビト工芸です


ついこの間まで薪を焚いていたのにあっというまにシャツ一枚

で暑いくらいの陽気になりましたね


今日は、メイソンリーストーブやティッケルヒーターをお使い

の方だけでなく一般の薪ストーブユーザーの方にも共通の

話題です


近辺の薪業者さんや森林組合などから薪を購入される

際に、知って得する薪の選び方についてお話いたします



①割高でも、十分に乾燥時間がとられている薪を選ぶ

湿った薪を使えば、薪ストーブの燃焼効率が落ちるだけでなく

本体と煙突の消耗を早め、煙の逆流も多く、

頻繁な煙突掃除が必要になります

結果お金を消耗しているのと同じことになりますので、

少々割高でも、乾燥期間の長い良質な薪を選んだほうが、

長い目でみれば経済的です



問い合わせの際に以下の質問にきちんと答えてくれる

薪業者さんだと安心です:


●乾燥期間はどのくらいとられているか

●いつの季節に伐採した木なのか

●薪の樹種は何か


薪は使用する前に2夏通風乾燥しているものが望ましいです

ですが、売っている薪は現実的に、乾燥期間は数か月から

半年程度のことが多いかもしれません


翌シーズン分を取り置きしておいてもらえるならいいのですが、

それが難しい場合は、薪を使う予定の前シーズンのうちに

2冬分の薪を購入することをお勧めします

屋根の下もしくは、ブルーシートをてっぺんにかぶせて雨が

当たらないけれど風が通る場所に積んでおきましょう

よく風が吹く方向に薪の小口(切り口)が向けれるならば

ベターです


伐採の時期ですが、

木が水分を地面から吸収しやすい春から夏よりも

晩秋から晩冬までの乾燥した時期に伐採された

木のほうが含水量が少なくベターです


薪の樹種は、お住まいの地域にもよりますが、

ナラ・イタヤ(カエデ)・クルミ・タモ・サクラ等の、

体積比で重い樹種のものはカロリーがあり◎

ハンノキ・ドロ・カバ・ホウ等は比較的軽いですのでカロリーは〇です


②現地に赴いて薪を直接見てから購入するのがベスト

このときの薪チェックのポイントは:

●泥がたくさん付着していないか

●カビやキノコ等の菌が付着していないか

●薪の一本の太さ:なるべくたくさん割られたものを

●薪棚は雨があたらないように屋根がかけられているか



泥がついているとストーブ本体を傷めますので、

泥の付着のない薪がベストです



薪は有機物ですので、

薪棚のある場所や季節柄によってはカビやキノコがつくこともあります

ですが、前提としてできるだけついていないものを選びましょう



薪は割った面が多いほど乾燥がすすみます

逆に、割らない枝はほとんど乾燥がすすみません

同じ太さの丸太を2つに割ったものと3つに割ったものでは

単純に薪割りにかかる労力が2倍かかるので

2つ割りの薪が多いかもしれませんが、

できるだけ、割った面の多い薪を選びましょう




基本的に屋根の下やてっぺんなどにブルーシート等がかかって

おらず毎回雨に濡れるようでは、

薪の乾燥はあまりすすまない

と思っていただいていいかもしれません


薪の販売方法によっては、

重量で価格がだされていたりします

全く同じ状態の薪ならば、

生木のほうが含水量があり重く、

乾燥していくにつれ軽くなります

生木の薪の方が高いのは不思議ですね

体積で価格出しされたものをおすすめします



最後に、

薪を手に取ったときに、

なんとなく湿った重い感じがするならば、

その直感は信じてください

逆に、よく乾燥した薪を

手に取った感覚も

すぐおわかりになられると思います



それではハッピーな薪ライフを♪


どこでもテーブル




















こんにちは マキビト工芸のくどうしんいちです

 

我が家のアウトドアテーブルが見当たりません

 

といっても合板で組み立てる簡素なものですが

 

おそらくどっかの現場に置いてきてしまったのでしょう

 

 



 

また作ることにしました

 














材料は12ミリ厚の構造用合板

 

脚は同じ形状で2枚

 

センターにそれぞれ上からと下から

 

それぞれが差し込む溝をいれます

 

差し込めばクロスした脚の出来上がり

 

 

もともとは大工さんが

 

作業台として自作していたもの

 

今はホームセンターで製品で売られていたりします

 

 

天板は型枠の廃材

 

まるい型だったので、まるです

 

同じく12ミリの合板

 

脚の上にのせるだけ

 

固定しないので、使うときは少し注意が必要ですが

 

慣れてしまえば問題ありません

 

 

最後にペイントして完成

 

 

これで

 

キャンプや即席アウトドアカフェなど

 

いろいろ使えます

 

組立、撤収がすばやく

 

たためば場所もとりません

 

 

作れば、使いたくなります

 

桜ももうすぐ咲きそうだし

 

コーヒーセットなど持って

 

またちょっと出かけてみよっかな



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2017-05-03 | 家と暮らし, 小屋, 建築

小屋 – 小さなハコからうまれる新しい時間




こんにちは マキビト工芸です


突然ですが、小屋ってなんでしょうか?



小屋、隠れ家、スモールコテージ、タイニーハウス、

スモールハウス、セカンドハウス等々

いろんな言い方がありますが、


ざっくりというと、

ずっと住む目的ではないけれど仮住まいはでき、

雨風がしのげる小さなハコ

というかんじでしょうか



普段の居住空間と異なるので、

いってしまえば「別荘」です(笑


別荘

というと一気に敷居が高くなったかんじがしますが、

実はけっこう身近なものかもしれません


そういえば、

それらしきものが自分が小さい頃にもありました




現在の実家より先に菜園を手に入れた母は

小さな私を連れ、当時住んでいた街から

電車とバスを乗り継いで数時間のこの場所へ

しょっちゅう通いました

地元の農家さんの畑に囲まれたちいさな菜園

そこにポツンとたてられた2坪にも満たない

小さな小屋

往復するだけでほぼ一日かかるので、

たまにこの小屋でお泊り



小屋付きの菜園をクラインガルテン

なんて今はおしゃれな雰囲気を想像しますが、



窓なし扉ひとつのほんとうにシャック(笑

寝るときは、

鍬やシャベルや肥料の袋なんかを端にのけて

ロフト風の台の上が簡易ベッドになりました



母が畑仕事をしているそばの小川で魚とりをしたり、

なっているイチジクをもいで食べたり、

虫だらけだとギャーギャー騒いだり(笑

夜空を仰いでみたり


それこそ

何か特別なことをしたわけではないですが

その非日常がなんだかとても楽しい思い出で



気が付くと、大人になって

自分たちで小屋をつくって

似たようなことをしていました


ひとりで何かに没頭するために使ってもよし

あえてなにもしないために使うのもよし

そこへむかう道中も非日常へのプロローグ


小屋は
人がつくるただの小さなハコ


ですが、

友人や家族共有の時間

自分を俯瞰する時間

あたらしい時間をどんどんはぐくんでくれる

小屋での非日常が日常に波及していく


ライフスタイルに与える影響は

以外にも小さくないかもしれません





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